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COLUMN 不動産売却コラム

2024/12/07(土)

老後の住み替えは持ち家?賃貸?どうしたらいい?

こんにちは!不動産会社エストエストです!

 

1.老後は持ち家・賃貸のどちらが多い?

総務省が2023年に実施した、施設に入居していない60歳以上の男女を対象とした調査結果によると、持ち家に住んでいる人の割合は全体の84.5%。一方で、賃貸住宅に住み続けている人の割合は、全体の12.8%。

世の中の風潮として、ひと昔に比べるとマイホームの購入にこだわらない人が増加傾向にあるものの、高齢者の多くが持ち家に住んでいることがわかります!

特に、東京のような大都市に比べて、地方になればなるほど住宅を所有する人の割合が増える傾向にあります。一方で、不動産が高額な都市部では、賃貸物件を選ぶ人の割合が多くなります。最近は、若い頃に不動産を購入しても一生住み続けるのではなく、老後に持ち家を売却し、サイズダウンした住宅への住み替えを検討する人も増えているようです。

2.老後に賃貸物件に住むメリット・デメリット

①メリット

・ライフスタイルの変化によって自由に住み替えられる

・初期費用が安く済むケースが多く、固定資産税がかからない

・修繕費を工面する必要がなく、管理会社がメンテナンスしてくれる

 

賃貸住宅に住み替える場合は、家族構成や収入の変化に応じて身軽に引っ越せるのが大きなメリットです。定年を迎えて家計の状況が厳しくなったとしても、賃料の安い物件を選ぶことでランニングコストを抑えられます。

また、住み替えをする際のコストを抑えやすい点もメリットの一つです。住み替える物件によるものの、家賃の2〜6カ月分の初期費用さえ用意できれば、修繕費や固定資産税などを支払う必要はありません。

メンテナンスはオーナーや管理会社が担当してくれます。老後に自宅を管理したくない人にも、賃貸物件が向いているといえるでしょう。

②デメリット

・毎月の家賃が発生する

・引っ越し代や敷金・礼金などを支払わなければならない

・歳をとるにつれて賃貸物件を借りにくくなる

 

賃貸物件に住み替える最大のデメリットは、毎月の家賃が発生する点です。日本人の平均寿命は年々長くなっており、人生100年時代ともいわれています。定年まで貯蓄をして退職金を受け取れたとしても、毎月数万円の賃料を支払い続けることが大きな負担となるケースも少なくありません。

さらに、高齢になればなるほど、賃貸物件を借りづらくなるというリスクもあります。孤独死や認知症などを心配するといった理由から、入居を断られるケースも珍しくありません。

賃貸物件は、ライフスタイルの変化に合わせて手軽に住み替えたい人におすすめです。一方、お子さんに資産を残したい人や、リフォームやリノベーションを自由に行いたい人は、不動産売却後の新たな物件購入を検討するのが良いと思います。

 

 

 

 

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